interlock-web_zettaikagushounenの日記

少年のように家具を作る

朝焼け

またまたご無沙汰しております。

出勤途中にこんな景色を見ました。
(夕方みたいに見えますが、早朝です)

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なんというのか、奇妙というか不思議というか。
物の影というよりはシルエットの方が正しい表現でしょうか。

 

その時の自分自身の心の中の状態によって見え方は変わるんでしょうね。

 

なんだか苦しげな感じがして見てました。

 

悩みや、考えることがないなんてことは当然ないですし、
しんどいこと、逃げ出したいことが心の中に全くないなんてことは、中々難しいのも解っているつもりですが、
なんでしょうねえ。

 

時々、自分自身の心の位置みたいなものを確認させられる瞬間があります。

きっと、自分では感じないふりをしている何かが、あるのでしょうね。

 

それも含めて自分自身の人生の「今」

大切に噛み締めていこうと思います。

 

 

山本

 

改めて新年の挨拶

新年の挨拶もないまま1月も終わりますね。
それでもやはり今年最初ですので、改めて。
宜しくお願いします。

 

さて、今年に入って材料の発注をしようとしてはたと気がつきます。
発注書の年数が変わっていたのだと。

年数を変えることはいつものことですが、そう言えば平成が4月の末日で終わるんですね。
そこで暫定的に西暦表記にして見ました。

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なんだか慣れない。

 

昭和生まれの私にとって、平成という年号はやはり新しい時代と同義でしたが、
気が付けば慣れ親しんだ年号となっていました。

一つの時代が終わると同時に、新しい時代がやってきます。

次の年号はどんなものになるのでしょうか。

新しい時代を楽しみに。
同じくらい今年一年を楽しみに。

いい年でありますように。

 

 

山本

2018年を振り返って

あっという間に2018年の年末です。

毎年思うことですが、街中が何だか忙しない。
何かに追いかけられているような、
崖っぷちに立っているような、
お客さんを迎えるそわそわしたような。

 

振り返っての溜息、反省や後悔
まだ見ぬ未来への希望、夢や決意

いろんな思いがない交ぜになった年末。

みなさんにとって今年はどんな一年でしたでしょうか。


先日こんな景色に出会いました。

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虹が進む先にできていると何だか明るい気持ちになりませんか?

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子供の頃、虹の橋がかかり始める場所を見つけられたらきっと良い事がある。
なんて聞かされていたことを思い出します。

 

大人になって、虹の原理というか、理屈というか、
太陽光が水の粒のプリズムによって、光が屈折し、光のスペクトルが起こることによって現れる、
自然現象の一つという事実。
虹の発生はある条件が揃うと起こる現象であるという事実。
理屈が分かっても、なぜだかワクワクしますよね。

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インターロックを初めて27年
家具を作り始めて30年
いろんな事がありました。

 

技術や経験の蓄積
失敗や後悔
出会いと別れ
気付きや学び
自分自身や会社が過ごしてきた時間

景気や社会情勢
世の中が求める「必要」
抗うことの難しい大きな流れのようなもの

色々な条件の組み合わせの中で、
虹のようにいろんな光を見せられるように、
関わる方々が、ワクワクしてもらえるように、
自然ではなく、意図的に起こす「あなた方に作ってもらってよかった」という現象を目指して。

 

2018年
本当にありがとうございました。

 

良いお年を。

 

 

有限会社 インターロック
山本 純

年末年始の休業日について

 

インターロックのお正月休みのお知らせです。

誠におそれいりますが、

2018年12月29日(土) 〜 2019年1月6日(日)は休業日とさせていただきます。


休業日中のご相談について

・電話のご相談は受け付けておりません。

・FAX、メールに関しては受付のみいたしております。

・ご相談内容のご確認、ご返答は、上記休業日明け(2019年1/7(月)以降)となりますことを

あらかじめご了承くださいますよう、よろしくお願いします。

小さい秋

車のフロントガラスに張り付いてました。

小さい秋
そう、季節は秋?晩秋?


もうすぐ12月

お世話になっている車屋さんにタイヤのはめ替えの連絡を入れました。
ノーマルからスタッドレスへ。

雪が降ったり、氷が張ったりしてからでは遅いので、毎年この時期に交換をお願いしています。
冬用タイヤが活躍することは年に数回なんで、「もったいない」と思う気持ちもなくはないのですが、
何にもないための「予防」ですね。


先を見越して準備
思う未来
予定
考えてはいるつもり
行動もしているつもり


それでも紅葉狩りで「秋」を感じるのでなく、

フロントガラスに貼り付いている紅葉で「秋だなあ」とおもう。


もうすぐ「師走」


一つの時代の最後の年の瀬
忙殺されることなく、どんなきっかけでもいいので、季節の移り変わりには心を留められる様に。
終わりよければ全て良し。


あと1ヶ月。
思い描く今年の締めくくりを迎えられる様に。


頑張ろう。





山本

月明かり

帰り道
渋滞の中
街灯と同じ明るさに光るお月さん


映像に収めると
こんな感じ


右側が街灯 左側がお月さん
同じぐらいに明るい


ふと思う
街灯は自ら光を放っているので「光源』
お月さんは?
考えてみると、月は光源ではなく、太陽の光を受けて光っているように見えてるだけなんですよね。


昼間に見える太陽の光はどんな光ですか?


夜に見える月に映った太陽の光はどんな光ですか?


同じ光源の光なのに違う印象を受けます。


しかしながら、今よりもずっと暗く、空気も綺麗だったいわゆる「昔」
月明かりは夜道を照らす貴重な「あかり」だったんでしょうね。


なんてことを考えながら、お月さんになぜだか「合掌」




山本

大きな組み立て『家具』

これなんだと思います?

実は畳敷きのステージのようなものなんです。
長さで約4メートル 奥行きが2.4メートル 高さ45センチあります。
家の中にあれば「小上がり」という部分になります。
真ん中あたりは掘りごたつの様に足が降ろせる部分が付いてます。


家具と言うよりは、建築に近い部分を家具として作るメリットは、


写真の様にアールがついているときは、精度が出る。
原寸大の型を作ることができるので、畳を同時進行で製作できる。
とか色々と考えられますが、
一番の利点は現場での施工日数が短縮できる。
と言う事ではないかと思います。


この家具の納品先はあるビルの3階になるので、エレベーターに入る大きさに分割はしてあるのですが、
1日あれば十分組み上がります。


組み立てが終わり、畳を敷いてしまえば、すぐにでもご使用になれます。
何年かして、この家具を撤去して元に戻すことも比較的簡単にできます。
ただ、これを「家具」と言っていいものかどうか・・・


大きいものを作るときは実は結構不安があるんです。
現場に入る様にするには小さく作るために分割を多くする方が安心ですが、
現場での精度を高めるためには分割を少なくした方がいいのも事実。


現場を想像して見てください。


車で運送  車を止めれるか、降ろすスペースはあるか、天気が悪い時直ぐに雨が掛からない場所に移動できるか。
建物に搬入  玄関の大きさはどうか、玄関がダメな時別の入り口があるか、廊下は通れるか、曲がれるか、
エレベーターに乗せる時  エレベーターの入り口の大きさはどうか、カゴの大きさはどうか。
設置場所  家具を並べたり、横にしたり縦にしたり、作業をするスペースがあるか、天井の高さはどうか。


私はできるだけ大きい塊で作ることを選択するので、いつも搬入し終わるまでは不安があります。


最悪入らないときは、どうすれば解体できるかもわかっているのは、製造から取り付けまでさせていただいている強みといえば強みなんですが、
そうならない方が良いに決まっています。


家具は難しい。




山本