interlock-web_zettaikagushounenの日記

少年のように家具を作る

芯組

11/14


ようやく正月気分も抜けてきたような感じな土曜日ですね。
何がどう違う?と聞かれると困るのですが、そんな感じがします。


さて、工場の方は次のお仕事に掛り始めていますいます。
その中でも、一番数の多い点数の家具を先に進めています。


芯組の状態で既にこんな感じ




形になりだすと、一体どのくらい場所を取るのか今から恐ろしい。


別注の家具やと言うと、単品ものを作っているようなイメージを持たれている方も多いと思いますが、
意外と数点〜数十点程度の数物(かずもの)と言われる物も作っています。


芯組や練り物、成形作業、等々の熟練度をあげるには結構有効な仕事なんですね。
どれだけの本数だったら一回で切れるか
作業台のどの位置に、何を置いて、自分がどのような立ち位置で進めるか
どうすれば、接着不良を起こさずに、確実に練れるか
同一機械での機械加工をどう進めるのが、効率が良いか
置き場所は?他の人との兼ね合いは?あれもこれも・・・
作業に慣れるだけではなく、色々と考えてやってみる事が出来る作業でもあります。


逆に、しっかりと考えをまとめて進めて行かないと、最後までミスに気が付かない可能性も
あるので、最初に考え、途中で確認し、最後に再度確認をする。
どんな作業でも必ずやらなければいけないと考える、ミスを防ぐために出来る事を
単品よりもより慎重に考える訓練をするには、とてもいい仕事だと思っています。


「速く、綺麗に」を実践するためには、どんな仕事からも「学ぶ」と言う姿勢が大事ですもんね。


明日も勉強させて頂きます。


!明日は日曜日・・・休みではないので、やっぱり勉強させて頂きます。





山本