interlock-web_zettaikagushounenの日記

少年のように家具を作る

新しい「期」で考える事 〜その3〜

昨日の続きです。


図面から書き出しをして、さらに細かく部品に分けて指示書を作成する

その内容から材料を拾いだして枚数を確定させて発注する。


ここまではこれまでも進めてきた事ですが、
この時に「出来るだけ捨ててしまう材料が無い様にする」事も同時にやってきました。


この大きさの材料から、先にこの家具の分を縦方向にカットして、
次にこっちの家具の材料を横方向にカットして、貼付けてからの落ちをあっちの家具の棚に使って・・・
その切り方を細かく材料切り出し図として書いてきました。


材料を無駄にしないと言う事に関しては、この事自体は間違いではないと思うのですが、
ここでもう一つの要素が出てきます。


従業員さんの製作する物によって、進み方が違う。
要するに先述の「この家具」よりも最後に取れるべき「あっちの家具」を先に製作に掛かる場合があると言う事です。
結果として、使うべき材料を先に使ってしまったり、予定していた大きさの切り残りが出なかったり、と問題が出てきていました。


図面ごとに担当を決めて製作をすると言う事は、今までの材料のパズルの様な取り方では、ややこしい場面が出てきます。


とにかくミスを無くす為には、出来るだけ簡単に、簡素に考えられる様にする必要があるので、今までの考え方を修正して、
「各家具ごとに使う材料を独立して発注する」としてみようと思っています。


この家具にはこの材料を○○枚
こっちの家具にはこっちの材料を○○枚
あっちの家具にはあっちの材料を○○枚


多少の無駄は出ますが、予定している材料がいつの間にか無くなっている!なんて事は無くなると思います。


しばらくこの形で進めてみて、問題点を見つけて対処する。
とにかく定時の時間帯で最大限の効率を高めた上で、次の段階に移ろうと思います。




山本