interlock-web_zettaikagushounenの日記

少年のように家具を作る

手道具 〜鑿(のみ)〜

おはようございます。白神です。

ここのところ30度超えの暑い日が続いています。
ほんとに秋が待ち遠しいです。
夏になったばかりで気が早いかな?
 
ついこの前、朝会社に行くと、工場でどこから入ったのか蟹を発見しました。
それはなんと「サワガニ」でした。
近くに川も見かけないのにどこから来たのでしょうか?
食べられるらしいのですが‥‥
かわいそうなので放してあげました。

   
最近仲間からブログ内容がワンパターンやな〜という意見があったので
今日のブログはいつもと少し違ったことについて書こうかと思っています。

今回は「鑿(のみ)」について思うことです。
どうでもいいですけど「鑿」と「蟹」一瞬似てますね。
ちなみに「太陽」と「大腸」はもっと似てます。


鑿っていろんな種類がありますよね。でも実際仕事で使うのは数本に限られてきます。
僕も何種類か持ってます。
 
追入れ鑿。
向こう待ち鑿。
鎬鑿(しのぎのみ)。
丸鑿。
突き鑿。
打ち抜き鑿。
掻き出し鑿などなど。
 (まあ下の方の鑿はほとんど使うことありませんが...。)


その中で一番よく使うのが、写真の鑿です。
数年前骨董市で買ったものですけど、非常に使いやすくて重宝してます。
この鑿は元々普通の追入れ鑿だったんでしょうけど、
前に使っておられた方は柄を短く切って使っていたみたいですね。
刃もだいぶ研いで短くなってます(買ったときにはほぼこの形でした)。
たたき鑿としてはほとんど使えませんが、
握って突き鑿のような使い方をするのにちょうどいい長さです。


新品をここまで使い込むのにはいったい何年かかるでしょう?
新品を買うのもいいですが中古の道具もなかなかいいものですよ。


それと最近、せまる家具手加工作業技能検定のことで胃の痛い日々ですが、
今はそのことについてどんなことを載せていいのかわからないので、
その課題で練習でつくったものを、とりあえず載せることにしました。



この詳細は次のブログでご報告したいと思います。




技術主任  白神



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