白神です。
五月です。
ゴールデンウィークには友人の結婚式があったので実家に帰ってきました。
なんだか結婚式っていいですね。
幸せな気持ちになります。
少しウルウルきました。
田んぼにはレンゲが満開でした。
久しぶりに見ましたがすぐに耕されてしまいました。
そろそろ田植えですかね?
さて、なかなか地元に帰れないので
久しぶりに馴染みの道具屋さんに寄ってきました。
削ろう会用の鉋を買う約束をしていたので。
悩んだあげく、清水の舞台から飛び降りるつもりでこの鉋に決めました。
先代の石堂さん。四代目石堂秀雄氏の鉋です。
もうお亡くなりになっていて最後の一丁らしく、同じ鋼を使った鉋はよく削れるそうです。
何とか次の削ろう会までに仕込みたいです。
お店で出してもらったコーヒーを飲んでいると
おもむろに店主が紙の包みを持ってきくれました。
開けてみると玄翁が。
注文品らしいですが、道心斎正行作の玄翁。
地金に和鉄を使っているらしく、値段を聞いてびっくり。
僕の一ヶ月の給料では買えません(泣)
注文された大工さん、以前にも作ってもらって良かったらしく
サイズ違いでまた注文されたらしいです。
和鉄はやわらかくて、打ったときの衝撃もやわらかいとか‥。
こんな高価な道具を使えるような仕事をされる方がまだいらっしゃることに驚きです。
どんな人だろう?宮大工さんかなぁ?
など思いながら京都に帰ってきました。
なかなか充実のゴールデンウィークをすごせた白神でした。