interlock-web_zettaikagushounenの日記

少年のように家具を作る

デジタルとアナログの融合

雨ですねぇ(10/9)

工場が結構高いところにありますので、いわゆる雲の中状態なんです。
昼間はまだ良いのですが、夜になると結構危ないので、いまだにひやひやします。


秋の三連休ですから、高速道路もかなり混んでいるようですが、運転中の方には
気をつけて、安全に楽しんでもらいたいですね。




さて、先日させて頂いた改装仕事があるのですが、
「今現在額を飾っているところに、新しい額を飾りたいが、
額の大きさがその場所に合うかどうか知りたい、
その絵を購入するかどうかはそれから決める」
との事でして、画廊に行って、購入予定の額の大きさを確認して、
施主様の判断を頂くことになりました。


通常は、寸法をお伝えしてご要望の趣旨に合うか、合わないかを伝えるだけで良いのですが、
写真でもわかるように、絵の下に壺と備長炭で装飾をされている事もあり、
額の大きさと、装飾の関係をわかりやすくお伝えする必要に迫られたんですね。


メジャーで形を作ってみたり、手で「これ位になる」と作ってみたりしたんですが、
いまいち上手く伝わらない・・・・


そこで、


近くにあった、段ボールを額と同じ大きさに折り曲げて、
写真を撮ってお伝えする事になりました。


これは、施主様にもかなり好評で「分かり易い!!」と褒めて頂きました。
すぐに画廊に戻って、早速購入して、所定の場所へ。


ついつい、自分達の感覚で、伝えようとしてしまう事が多いのですが、
お客様の満足は、やはりお客様の感覚の中のものであると、あらためて考えさせてもらえた出来事でした。


デジタルカメラと手で折った段ボールの型」
いまどきの技術と、それとは対極にある物
なんだか面白いですよね。


いろんな物を使って、お客様の頭にあるイメージをどのようにして捉えるか。
もっともっといろんな方法があるのだと思います。


いつか、どんなイメージも瞬時に捉える事が出来て、それを分かり易くお客様に具体的に
示す事が出来るようになりたいものです。




山本