interlock-web_zettaikagushounenの日記

少年のように家具を作る

東京 その2

東京話の続き


神奈川県川崎市の現場を後に、上野公園の近所の現場にお付き合いをしてきました。


直接は関わりの無い現場でしたが、そこの現場での問題点も、やはり湿気により木材の収縮によるものでした。


これから梅雨本番と言う事もあり、秋口にもう一度どうするか決めると言う事になりました。


京都に帰るのに、上野駅まで送って頂いたのですが、ふと見るとこんなものが!




ロケットランチャーです。
宇宙開発創世記の日本において、活躍したものだそうですが、実物を見上げていてふと・・・
「これってミサイルを発射できると言う事だよなあ・・・」
その実物が展示されている…それも屋外に…
(もちろん使えないようにしてあると思いますが)


科学技術に留まらず、あらゆる技術と言うものは、使い方や考え方で、何かを生み出したり、破壊したり。
立ち位置によって見方や考え方も違うのだと思いますが、
人にとって有益なものになったり有害な物になったりするものだと考えさせられました。


宇宙兄弟と言うアニメの中で、野口宇宙飛行士の講演の内容として「3次元のアリ」と言う話が出てきました。
人が宇宙に行く意味に関してのたとえ話なんですが、短く書くと
「いま地球上で起こっている様々な問題を解決するために視点を変えて見る必要があるから人は宇宙に行かなければならない。」


と言う様な内容だったと思います。
宇宙とは言いませんが、私の抱える問題を解決するために、視点を変える必要があるのでしょうね。


そんなことを思い出しながら、ランチャーを見上げていました。




山本