野いちご

早いもので6月です。
旧暦ですが「水無月」

梅雨時になんで水が無い？
子どもの頃はそんな風に思いませんでした？

いろいろ調べてみると
・泉に水が無くなるほど田畑に水が必要な月だから
・農作業にする事が皆無くなる月だから
・猛暑で川の水が干上がるほど厳しい月だから。

諸説有るようですが、農作業に関わる内容が多いように感じました。
　

農業に関わった事が無い私にとってはいまいちピンとこない事ですが、
作物を作るには、作付けの時期が大切なんだと思います。
そんな野菜を感謝しながら「いただきます」と手を合わせながら毎日の食を大事にしたいなあ、と思っています。

毎年の事ですが、野イチゴが実っていました。

例年に比べると少し遅い様な気もします。
そう考えると少し気温が低いような気もします。

大きさも出来栄えも、ばらばらですよね。
どんな野菜や果物も、はじめは自然に有った物を、
長い年月や試行錯誤で今の姿にしてこられた先人の知恵と努力を感じます。

何より凄いのは、それでも人間の思惑通りにならない作物（自然）の力強さでしょうか。
その力強さに挑み続けて居られる、人々でしょうか。

どちらも凄い。

などと考えながら、摘み取った野イチゴの何とも言えない甘酸っぱい味に
ほっとするような、懐かしいような、何とも言えないほんわかした気分の朝でした。

山本