interlock-web_zettaikagushounenの日記

少年のように家具を作る

仕事場の近くに新しい道が出来ていました。


「どこに通じてるのかなあ?」


興味津々で車を走らせてみました。


結果としては、いつも通る道路に通じていたのですが、ふと振り返ると写真の用な景色が広がっていました。


初めて通る道には初めての風景があります。
明るい日中、ある程度見知った場所なんかの場合は、気持ちにも余裕があるので、景色を楽しんだりするゆとりもありますが、
夜道で見知らぬ場所だったりすると、ゆとりは持てない。
そもそも、そんな状態の時に知らない道を通らなきゃ良いのに・・・ついつい「まっ、なんとかなるて!」とか思いながら、
通ろうとするんですよねえ。


物作りでも同じ様な行動をしていますね。
この進め方だと、失敗は無いのだから、このやり方で!
で行きゃあ良い物を


こんな進め方したらどうなる?
「まあ、あかんかったらもとに戻せば良いやん!」


新しい進め方、方法、機械の使い方、組み方、考え方・・・
やってみないと分からない事は本当に多いです。
わざわざリスクを抱えるやり方を試さなくても良さそうな気はいつもしています。


でもねえ、時々あるんですよ「ああ、そうか!」が。


それまで抱えていた不満や疑問が一期に解消する様な事柄があるんです。


速さ、正確さ、綺麗さ、やり易さ、無駄の無さ。


それともう一つ。
初めての道も、次はいつもの道になる。


そこから見える景色も「見覚えのある」物にする為に、初めてを楽しんで行こうと思います。




山本