interlock-web_zettaikagushounenの日記

少年のように家具を作る

鴨の夫婦

梅雨ですね。
湿度が高い。


塗装が乾かない。
雨降りの納品で養生用の布団がどぼどぼ。


例年こんな感じなんですが、今年はいまのところ雨がひどく降っている状態での納品は回避出来てます。


日頃の行ないがいいから?
などとうぬぼれた事を考えると、痛い目に合うのでここはお天道様に感謝です。


さて、納品先の近くに田んぼがあるところに出くわしました。
数日前に田植えをされたであろう稲が水面から顔を出していました。

そこにつがいの鴨の姿を発見。


しばらーく眺めていたのですが、飽きないですねえ。
「仲睦まじい」と言う感じでしょうか。
ほのぼのした時間を過ごす事が出来ました。
と言っても、1分程の時間眺めただけなんですが。
(納品先のすぐ近くで、納品もしないでぼーっと鴨を眺めている男・・・大丈夫?って思われますから)


稲に傷を付けない様にしながら、いらない物だけを取り除く。
すごいですよね。
人間や機械で同じ事をしようとすれば、体力や経費、時間がどれほどいるのか。


大切な物や事を損なう事なく、必要のない物だけを取り除く。
何かを考える時に、こんな風に出来たら良いですよね。
現状の問題の中にある、良い物と必要がない物を見極める事が出来たら、同じ様な失敗は減るのでしょうか。


何より、現状の問題の中にある良い物を見つけられない。
問題が起こると、どうしても感情的なところが大きくなる様で、冷静に分析すると言う事が出来ない自分が居ります。


このやり方で問題が起こると言う事は、このやり方は間違い。
だから、あのやり方に変える。


なぜ問題が起こったのか、どの行程で問題が発生したのか、誰がやっても駄目なのか。


冷静に考える事が出来る様になろう!
と事有る毎に考えるのですが、なかなか。


鴨のつがいを見て、ふと考え込んだ一幕でした。



山本