interlock-web_zettaikagushounenの日記

少年のように家具を作る

椅子の修理

お世話になっているお客様から連絡がありました。
「山本君、椅子の修理出来る?」
「床に付くところのくるくる回すやつがおかしい」


電話でお聞きした限りは「アジャスター」と言う部品がどうにかなったようだ、と言う事は分かったのですが、
とにかくお邪魔してみました。


案の定、アジャスターの部分がおかしい。


よくよく見ると、アジャスターのねじの部分を受ける部分が、本体にめり込んでしまって・・・
というか、上から加重が掛かる部分にめり込ませる部品を使っている様で、
まあ、遅かれ早かれこうなるかなあ。


購入したお店に修理を頼むと、遠方まで送ってくださいとの事だそうで、困り果ててこちらに連絡があった様です。


受けの金物を「つば」のあるものに変える事で、めり込む事は防止出来るので、そこを変更して、一件落着です。



世の中には、家具屋の知り合いなんていない方は沢山おられます。
そんな方は、今回の様な時はどうするんでしょうね?


以前は、このような場合に声をかける「よろず、何でも屋さん」がおられたと思うのですが、今もおられるのでしょうか?
チラシも最近は全然見ないし。


こういう時は、とりあえず「ホームセンター」部品と壊れた部分の写真なんかを持ち込んで、店員さんに聞いてみると良いですよ。
家具は大事に使えば、長く使えるものです。


思い出とともに長く、大切に。





山本