長いものを加工するとき、長い台を使います。
と言っても常設しているわけではありません。
別々の馬(作業補助用に作った台)を長い材料で繋いで長い作業台にします。
そんなときに「筋交い」の威力を実感します
写真の中にある斜めの棒材のことですが、
これがないと揺れること。
斜めの棒材を交差してクランプで仮に固定
たったこれだけでこの台が見違えるほどしっかりとしたものになります。
試しに片方を外すと、一方向には強くなるのですが、その反対方向に力を加えると途端に揺れが出ます。
交差させることで
応力(押す力)に対して張力(引きの力)が作用して、相殺されて強度が出る
確かそんな理由だったような、違ったような。
難しいことは置いといて、使い勝手が良くなったので作業がはかどりました。
と言うお話でした
山本