interlock-web_zettaikagushounenの日記

少年のように家具を作る

前向きに「論理的に」

寒くなりましたね。
いよいよ師走と言うところでしょうか。
体調を悪くされたりしてませんか?


さて、仕事上でいろんな形を作らせていただいている以上、いろんなミスがありますよね。
もちろんあってはならないことですが、やはりありますよね。

そんなときこんな話をするようにしています。
「なってしまったことはしょうがない、要は次にどう活かすかが大事」
「反省はしても後悔はするな」
要約するとこの2点です。


1点目は「次にどう活かすか」です。
失敗って忘れたくないですか?一刻も早く(>_<)
私もそうです。もしかしたら人一倍かも・・・

しかし、そんな失敗も自分自身の大事な経験ですよね。
せっかく(語弊があるかもしれませんが)起こったことですから、
そこから何かを学びたいと思っています。
失敗に至る道程は如何だったのか?
どこで失敗の道筋に入り込んでしまったのか?
失敗と成功の分岐点に差し掛かった時、自身は何を考えていたのか?
できるだけ客観的に考えると、自身の失敗のパターンが少しづつ見えてきます。
ただ残念ながらそれを回避する手段がまだ見えません。


2点目は「後悔でなく反省を」です。
少し強引な考えかもしれませんが、この言葉って似ているようで真逆だと思っています。
「後悔」読んで字の如く「後から後悔する」
すなわち過去にとらわれた現象だと考えています。

「反省」は「反復(繰り返すこと)を省く」
すなわち同じことを繰り返さないためにどうするのか。
かなり前向きな言葉だと思っています。


そんな風に考えて、失敗を成功のための消去法の一つと考えるようにしているのですが、
やはり自分がしたことなら落ち込みもしますし、人がしたことなら腹も立ちます。
経営者として、職人の一人としてまだまだ未熟ですね。


ただ、現場で失敗に気がついた時は、
腹を立てようが、落ち込もうが、何としても納品をしなくてはなりません。
もちろん、ごまかしや見て見ぬふりをするのではなく、
正常な状態にいかに戻すかを最重要にしてではあります。
持ち帰るのか、その場で対応するのか。
持ち帰るとして、お客様が不安や不満を感じることがないようにする必要がありますし。
その場で対応するとして、道具はあるのか、
精度は確保できるのかなどが重要になってきます。


そんなときにいかに冷静になれるのか、気持ちの整理の仕方、心の持ち方、作り方・・・
修行が必要です。
わかる人にはとてもうけると思いますが
スタートレックのバルカン人のように「論理的に」なれるようにもっともっとです。
目指せバルカン人!!



山本



■■■■■■■■■■■■■■
インターロックホームページ
プロの為のオーダー家具
随時更新中!!是非ご覧ください。
http://www.interlock-web.jp
■■■■■■■■■■■■■■