interlock-web_zettaikagushounenの日記

少年のように家具を作る

椅子もいろいろ

白神です。
今年も残すところ一ヶ月。早いものです。
年末の特番が増えたり、紅白の面々が発表されたり、山が赤や茶色に染まったり。
店に入るとクリスマスソングばかりです。否応なく冬が意識されます。
年末ジャンボも買わないといけないですね。今年こそは!!!


今年の秋はゆっくり紅葉を見て、秋だなぁって感傷に浸ったりってことがなかったです。
まぁ、感傷に浸る必要はないですけど、せっかくの京都。
紅葉狩りでもして楽しみたかったですね。


さて、最近また椅子を作らせていだだきました。
今回は一本足でかつ座面が回転するタイプです。
作ってみると四本足のモノに比べて部材は少なくすみました。
脚の材料は特注で作ってもらった物ですけれど、
これも自分で作れたらできあがったときの感激もひとしおだったと思いますが。
座り心地は上々でした。背もたれの角度。座面の高さ。笠木の高さ。


椅子にはいろんな要素があります。
テーブルとの関係もあるでしょうし。床材、座る人によって形状が変わるかもしれませんしね。

今までインターロックに限らず自分が作った椅子って‥‥
だいたい20脚以上あると思いますが、座り心地も様々です。
中には、ある人には座りやすいと言われ、またある人には座りにくいと言われる椅子や、
みんなが座りやすいと言われる物もありました。
身長が20センチ変わると椅子との接点は随分変わりますから当然ですけれど。


椅子を別注で作る方はほんの一握りの方々でしょうけれど、
本当に自分の体とシチュエーションに合った椅子を求めるとそういう選択になるのでしょうか?
これからも椅子を作らせていだだく機会があると思いますが、
使われる方のことを考えながら、気に入って使っていただける椅子を作っていきたいと思います。
今回作らせてもらった椅子は大変気に入ってもらったようです。


白神でした。