納品予定のワゴンのキャスターの写真なんですが、
分かりますかねえ？
キャスターって、結構堅い樹脂（プラスチック）を使っているので、
ここに工場や現場で出た、細かいものが付いた状態で、フローリングの上を移動すると
結構床を凹ましたりするんですね。
以前から現場で拭くとかは当然していたのですが、ワゴンと言う家具の形は、以外と持ち上げたり
ひっくり返したりが難しいものなんです。
小さい割に結構重かったり、持ちにくかったり、当然手が滑りやすかったり・・・
床に傷をつけないために拭こうとしているのに、反対に床を傷つけるようなことになっては大変です。
とは言え、具体的に対策も出来ない事が続いていたんですが、
数年前に社員さんがキャスターに袋をかぶせるという事をやり始めました。
埃もつかないし、床も傷つけない。
副作用としては、積み込んでいるときに転がらない。
なるほど！と言う事で、今ではこの形が定着するに至った訳ですが、
人の考えることは、間違いなく自分とは違う角度から物事をとらえている物ですね。
全部と言う訳にはいきませんが、いいものは素直にまねをするようにしていると、
視界を広く持つことが出来るのかもしれません。
山本
