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早いもので、１月６日です。
世間さまは明日から３連休との事、
羨ましいとかはないのですが、せっかくの連休ですから
暖かくなるといいですね。
さて、この南天は、一昨年の年末にお客様からお預かりしているものなんです。
結構寒そうな写真ですが、しっかりと葉も開いているし、少ないですが実も付いているでしょ。
お預かりした時は、今の姿からは想像もできないくらい弱っていたんです。
殆んど枯れていると言う様な状態で、お預かりしたんですが、
冬には少しでも日光が当たるように、日当たりのいいところに移したり、
朝と夕方で、置く場所を変えたり、
春には鉢の中の土を、近くの地面のものを掘り返して入れ替えたり、
夏には土が乾いたころに水をやる程度にして、出来る限り自然の状態にしたり、
秋には…ほったらかしだったかも。
そんなこんなな一年を過ごして、ずいぶんと元気になりました。
改めて生命の力を感じました。
一枚も葉がない状態で、枝も枯れている、ほとんど幹だけがかろうじて枯れていない
と言う状態からの復活ですから、本当に驚いています。
長い時間をかけて育ってきた木材を使う仕事ですから、
植物の側から見れば罪な仕事をしていると思っています。
罪滅ぼしと言う訳ではないですが、
改めて「木材を使っての仕事」をしていると言う事を考えるきっかけになっています。
山本
