interlock-web_zettaikagushounenの日記

少年のように家具を作る

本年もよろしくお願いします

2012年
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。


本年も昨年以上に宜しくお願い致します。


さて、年の終わりの御挨拶をさせて頂いてから、実際には31日まで仕事をさせてもらい、
年明けも2日から普通に仕事をさせてもらっていました。


もちろん社員さんにはお正月休みをしてもらって、
年明け早々に納品を予定していた仕事を進めていたんですが、
作り方をいろいろと変えてみたり、
「こうしたらどうなる?」と言うような試行をしてみたり、
普段出来ないことを色々とやりながら、
まさしく「ぼちぼち」作業を進めて行けたので、結構楽しく過ごしてました。


おかげで色々発見したり、「こうすればいいのか〜」があったので、
早速本日から社員さんに実践してもらう事にしたんですが、
ここで残念なことが・・・


年明け早々に納品予定の仕事を進め、準備万端にしていたのに・・・


雪です。


いつもは何としてでも来られる、仕入れの業者さんですらあきらめる「雪」です。
(この写真の雪が解けにくく、大体このあたりであきらめられる難所です)


とは言え、「雪が降ったから行けません」なんて、なかなか言いにくい。
と言っても嘘をつく訳にもいかないので、正直に状況を話をして、予定の変更をお願いしました。
有難い事に、こちらの工場の場所を知っておられたので、
「ああやっぱり〜」と言う事で、変更も了承頂くことが出来たんですが、
でもねえ・・
この手の内容の話をさせて頂く時にいつも思う事なんですが、
「出来てないのとちゃうの?とか思われてないかなあ」ってね。


それを言い出すと、言い訳みたいで、いっつもモヤモヤした気分になるのですが、
本当の事だからどうしようもない。


今の自分自身や自分達の状況を正確に伝える事は本当に難しい。


年の初めから改めて、
どんなに木工の技術が向上し、経験が積み重なって行ったとしても、自然には勝てない。
どんなに言葉を並べても、こちらの状況を汲み取ってくれようとする相手の優しさがなければ
その言葉はきっと言い訳になってしまう。


勉強になりました。



そんなこんなで、一年が始まりました。
本年もよろしくお願いします。





山本