interlock-web_zettaikagushounenの日記

少年のように家具を作る

今年最後の投稿

今年最後の投稿です。


とその前に・・・
永い間頑張ってくれていた、白神君が故郷の倉敷に帰るという事で、
退社をします。
本人のあいさつから。


・・・・・・・・・・・・・・・
さて、私事ではありますが、この度インターロックを退職することになりました。
入社して約5年と短い期間ではありましたが、
たくさんの方々の支えと助けを得て多くのことを学ぶことが出来ました。
本当に…他ではできないような様々な経験をさせてもらい、充実した日々をおくれました。
その間プライベートでは、結婚もし、娘も生まれ、
人生の大きな節目を迎えることが出来ました。


山本社長にはそれはそれは数えきれないほど迷惑もかけてきましたし、
その恩を返せぬまま会社を去ることになり心苦しいところです。
山本社長。
お世話になりました。
今まで助けてくださった皆様。ありがとうございました。
いろいろ教えてくださった皆様。ありがとうございました。
インターロックのブログを見ていただいた皆様。ありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・


実際には、来年の2月いっぱいは後輩の社員の皆さんに色々と引き継ぎをするために、
もうしばらくは来てくれるのですが、
けじめとしてのあいさつをブログに載せたいという事でしたので、
投稿をさせて頂きました。
白神君については、2月の最後の日に私の思いは書くことにします。




ここからは、本年最後のお話です。


パソコンの前で、少し固まっている私がいます。
今年は本当に本当にいろんな事がありました。
毎年そう思っているのですが、今年は特に価値観が変わるような悲しい出来事があった事で、
生きて日々を過ごしていることが、「あたりまえ」ではないという事を、強く考える年でした。


自分自身に出来ることは何か。
色々と考えましたが、答えはまだ出ません。
考え込んでいても、何も出てこないので、とにかく目の前にある「作る」仕事をする事に
集中をした、1年でした。


本当におかげさまで、厳しい情勢の中、日々の糧を得ることが出来た1年を振り返って、
「あたりまえ」を「あたりまえ」と思える事が、「あたりまえ」ではない事を今感じています。


出会った仕事とその向こうに居られる、お客様の為に、私達の「誠」を尽くす。
「あたりまえ」の様に使っていた言葉も、
忙しかったり、時間がなかったり、思い通りにいかなかったりすると、
いらいらしたり、楽をしようとしたり、誤魔化そうとしたり。


改めて、自分自身の「作る」に向き合う事が多かった1年でした。


人が物を作り出している以上、理想と現実は必ず存在するものですし、
人が日々生きている以上、色々な感情の中で、仕事に向き合う物です。



私達「インターロック」は、これからもずっと、
「人」が作り出す様々な「物」をお客様にお届けしていこうと思っています。
写真のように、人の手を使って、手道具や電動工具、機械工具を駆使し、
図面に書かれた事だけでなく、その図面に込められたお客様の「想い」を形に出来るように。
毎日の「あたりまえ」に感謝しながら、仕事に取り組んでいこうと思います。


今年出会ったすべての事柄に感謝です。


来年が皆様にとって、より良い年であります様に。


良いお年をお迎えください。


1年間本当にありがとうございました。






有限会社 インターロック
代表取締役 山本 純