気持のよい五月の晴れ間。
京都御所の近所の現場に下見と採寸に行ってました。
御所と言うところは、当然のことながら何度も行った事がありますが、
知っているようで、よく知らない。
歴史上の出来事に登場してくる場所も多いところなんですね。
禁門の変
の舞台となる場所です。
柱や梁に弾痕が残っている・・・
この場所で戦っていた人々は、今の私をどう見ているのでしょうね。
この国を、この世界を、今の時代を・・・とか大きな事ではなく、
迷いながら、悩みながら、近い未来に不安と期待を持ちながら、どうすれば、どうやれば・・・
と考えながら進んでいる45歳になる私という人間を。
四十(しじゅう)にて惑わず。
のはずですが、悩みは深くなるばかりです。
もしかすると、あれやこれやと自分自身の生き方の様なものを決めかねていたのが三十代で、
自分自身の生き方を一つ所に決めて、掘り下げていくのが四十代。
なのかなあ・・・などと考えながら、御所を後にしてきました。
山本