仕事に追われ特に夏らしいこともしないまま、
夏が過ぎようとしているこの頃です。
先日朝工場に来ると何やら隅のほうでごそごそ動くものが。
なにかと思って見てみるとカブトムシのメスが元気に動き回っていました。
このあたりにもいるんだと思いながら。
子供のころ夏休みに田舎の親戚のところでよく採りに行っていたのを思い出しました。
昔は僕の故郷の北海道にはカブトムシはいないと言うのが定説でした。
ですが、小学生の頃には持ち込まれた固体などが定着したらしく
道央の方では採れるようになっていました。
北海道では採れないと諦めていた憧れのカブトムシです。
初めて採れた時はテンションMAXで喜んだのを覚えています。
そんな僕にとって特別なカブトムシですが、
今、北海道では問題になっているようです。
もともとそこにはいなかった生物なので
言われてみれば当然ですが、外来種にあたるそうです。
そしてムシキングのカブトムシですから、
クヌギの木などのエサ場で他の弱い昆虫を追いやってしまい、
生態系に影響を与えているそうです。
盲点でした。
あんなに嬉かったのに、今は複雑な気分です。
高橋