家具の鍵
店舗や公共の場所の家具
扉や引き出しに後から鍵をつけて欲しい
という依頼は時々あります
当方で製作したものならば当然お受けする事柄ですが、
他社さんの納めた家具に施工して欲しいということもそこそこあります
担当されている方から写真が送られてきて
ここにつけて欲しい
このこと自体はすごく分かり易くて助かるのですが
実は注意が必要なんです
鍵であれなんであれ
取り付けの方法の大部分が
穴加工とビス固定
やればいいやん
思いますよね
私もそう思います
そこが落とし穴
現場でいざ加工
しっ 下地があ〜 無い
そう
表面的には板状ですが
中身がわからない
安請け合いをして何度現場で困り果てたことか
一時的に接着剤なんかで納めること自体はできますし
当方で製作してなければお客さんにその様な説明もできるはできるのですが
しばらくして壊れるとやっぱりこちらの責任になる
そのことも嫌ですが
どこが作ろうが
どこに理由があろうが
お客さんには関係ないことです
それを防ぐには
やはり一度現地に足を運んだほうが確実です
今回は下見をして
下地を確認して
加工には十分な状態であることを確認して施工させていただきました
アナログな様ですが
確実な方を選択することが
結果として効率を良くする事もある
ということを再確認できた作業でした
山本